SQ631/SQ632休止へ

シンガポール航空より衝撃的なニュースが飛び込んできました。
世界的な不況によって、エアラインはどこも厳しい状況が続いていますが、圧倒的なブランド力を行使することによって世界で最も人気のあるシンガポール航空も例外ではないようです。
2009年8月1日より成田〜バンコク〜シンガポール便(SQ631/SQ632)が運休されることが決定しました。成田〜シンガポール直行便にA380が投入されてからは、成田便では唯一シンガポール航空のBoeing777を見ることのできた路線でしたが、この便は比較的運賃が安いことも合って収入がかなり厳しい状態だったのでしょう。
休止が決定しているせいか、先月上旬までスペースベッドを備えた長距離路線用のB777-200ERで運航されていた同路線ですが、下旬からは機内仕様が古いために地方路線でしか使えない余剰気味の中距離路線用B777-200が投入されるようになってしまいました。写真の9V-SROはシンガポール航空のB777シリーズの中ではいわゆる「ハズレ」機材で、内装は2世代ほど前の仕様となっています。ちなみにこの機材は、シンガポール〜中部線、関西線、福岡線などの地方路線では現在も最前線で活躍しています。
また、シンガポール航空は現在、よほど厳しい状況のようで日本線に限らず、各路線の整理を先月下旬頃より急速に進めています。注目すべきは、B777よりもA380の方が一席あたりの運航コストが低くなることからA380の活躍路線が増えていることでしょうか。現在、A380はシンガポール〜成田便の他にシンガポール〜香港、シドニー、パリ、ロンドンの各路線に投入されています。これに加えてシンガポール〜チューリッヒ、フランクフルト経由ニューヨーク便への投入も検討されているそうです。
これらの置き換えられている路線は、未だに日本路線に一度も投入されたことのない最新型のB777-300ERで運航されている路線なので、A380投入によって余剰となるB777-300ERをどこに配置するかがすごく気になりますね。個人的には夏休みぐらいから現行の古いB747-400に代わってシンガポール〜成田〜ロサンゼルス(SQ11/SQ12)に投入することを強く期待しています。楽しみですね。